御蔵島(みくらじま)基本情報
東京都に所属する伊豆諸島の中の一つの島です。
竹芝桟橋から船に乗り、8時間位で到着します。距離にすると南に約200 km。
人口は260人。御山を始めとした山々と豊富な緑があり、周囲16.4km のとても小さな島です。高さ480mの崖に囲まれていて、お椀を逆さまにしたような形、と比喩されます。
そのような地形から、昔から人が入り難く、今もなおたくさんの自然や不思議が残っている東京最後の秘境とも言える島です。
御蔵島は世界最大の暖流である黒潮の流れの真中に位置しています。海流が島に直接ぶつかるため、島の周りは常に波が荒い状態です。
その為、海水の表面水温は高く、8月下旬で28~29℃、9月~10月でも23~24℃と暖かいです。また黒潮の流れよって周囲は削り取られ、地震によって崩れ落ち、今のような崖に囲まれた島になったそうです。
三宅島や八丈島のように活火山の島ですが、この 7000 年ものあいだ噴火していないのも影響しているのでしょう。
御蔵島には自然が豊富で、御蔵島で初めて見つかった動植物がたくさんあり、それらは 「ミクラ~」 と名前が付けられています。
御蔵島には東西南北から強風が吹き付け、空気は高さ 480 m の崖を一気に押し上げられ、急激に圧力が低下し、温度が下がります。
このせいで御蔵島は霧が発生しやすく、この霧が豊かな緑を育んだと考えられています。
このような環境で育った木々の中には、日本一の巨木、幹の太さが 13.79 m という 「御蔵島の大ジイ」 など多数あり、名前が付けられたこれらの巨樹は現在 491 本。この数字は日本の巨樹総数の5%近くにあたります。
ミナミハンドウイルカ
ハクジラ亜目 マイルカ科 大きさ 2.7m
日本では和歌山県より南の海域に分布ミナミハンドウイルカは、ハンドウイルカと比べて体が小さく、沿岸近くにすんでいて、1頭でいたり5頭でいたり20頭だったり、多いときには50頭・100頭のときもあり、群の数はさまざまです。
温かい海の沿岸にすんでいます。
体長2~3m、くちばしが長く、成熟するにしたがってお腹に斑点の模様がでます。
沿岸域に生息し、父島列島・母島列島・聟島列島を行き来しているようです。
ずっと一緒に行動しているのは子どもと母親くらいで、それ以外のイルカたちは離合集散を繰り返しています。
特徴
- まるいメロン(前額部)
- くちばしが短い
- 突起した鎌形の背びれ
- 成獣では腹にまだら模様
- 大きさ:新生仔85cm~1.3m/15~30kg/成獣1.9~3.0m/150~550kg
- 歯:上下の顎の左右それぞれに18~27本 ・食物:魚類、イカ・タコ類
イルカと遊ぶための約束
- イルカにさわらないこと、さわろうとしないこと私達だって知らない人に触られたらイヤですよね。嫌がるイルカが2度と人間に近寄らなくなってしまう可能性だってあるんです。
- 子連れのイルカを追いかけないこと生まれて間もない子イルカを連れているグループは神経質になっています。向こうから近づいてこない限り追いかけるのはやめましょう。
- 人間に興味を持たないイルカをむやみに追わないことイルカも嫌がるし追いかけても疲れるだけ!遊んでくれる他のイルカを探しましょう♪
- 交尾中のイルカに近づかないこと興奮状態で危険なこともあります。邪魔をしないように静かに見るだけにしましょう
- 餌をやらないこと 生態系を破壊してしまう可能性があります
- 水中カメラのフラッシュは禁止です。
- 自分のレベル、体力の範囲内で楽しみましょう。自分の限界を知っていることが大切です。安全第一でネ!
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