花粉症だけどダイビングって正直どう??
もくじ
ダイビングの悩みの種・花粉症
そろそろ寒くなってきましたね・・・
こんばんは服部です。
あっという間に秋も終盤。冬がすぐそこにやってきています。
冬の終わりになると鼻がムズムズ、目が真っ赤、クシャミで死にそう・・・
そうです。花粉症のシーズンがやってきます。春に発症する人が多いこの花粉症ですが、
住んでいる地域や人、時期により様々な花粉症があります。
僕なんかはスギ、稲、ブタクサ・・・などなど。
一般的にスギ花粉が2~4月
ヒノキなどが4~5月
稲などが6~9月
ブタクサ・セイタカアワダチソウなどが8~10月後半と言われています。
これだけ時期が違えば症状も全く違います。
そしてこれは海の中も同じです。
例えば、僕のように鼻水がズルズルでも全くダイビングは問題なかったり
症状が軽い人でも耳が抜けず潜れなくなる人もいます。
花粉症だけど潜りたい!そんな人は!
まず、花粉症になると粘膜が腫れ
耳管などから正常に空気を送ることが難しくなります。
これにより耳抜きができなくなってしまいます。
耳抜きができなくなるとどうなるかは前のブログをご覧ください。
https://bluecorner.co.jp/useful-blog/6131/
しかし、中には先程も言ったように
花粉症の症状が重度だからと言って
海中で耳抜きに影響が大きいという事ではありません。
僕なんかはむしろ花粉が来ない海中の方が居心地が良いです。
なのでそいう方はいつもどうり通常のダイビングをして下さい。
では、花粉症により耳抜きができなかったりするダイバーはどうすればよいのでしょうか?
一番重要なのは予防!
花粉症の症状を抑えるのには
・マスク
・ボウシ
・メガネ
・着衣に着いた花粉をこまめに落す
・洗濯物は部屋干しをする
などなど花粉症予防は星の数ほどネットを見ればわんさか出てきます。
もちろん全部が効果があるとは限りませんが・・・
薬を服用するのってあり???
基本的にアレルギー性鼻炎薬はダイビング時の使用禁止成分が入っています。
耳鼻科などで処方されるお薬もこれと同じですね。
しかし、どうしても飲まなければいけない場合は必ずお医者様の許可を頂いてください。
そしてダイビングの際は自分で薬の副作用についてしっかりと把握しましょう。
飲み薬の他にアレルギー症状を抑えるのには点鼻薬があります。
しかし点鼻薬を使用してのダイビングは禁止されています。
点鼻薬を使うと鼻の粘膜の腫れを沈めてくれます。
その為使用後は空気の通りが良くなり耳抜きもスムーズに出来るでしょう。
しかし、点鼻薬の効能時間はあまり長くありません。
潜行時問題が無い場合でも、
浮上時に効果が切れてしまうとリバースブロックになってしまいます。
この為ダイビング時に点鼻薬を使用することは出来ません。
大事なのはやっぱり予防!
花粉症のままダイビングすることは問題ではありませんが
粘膜が腫れた状態や薬を服用してのダイビングはリスクがあります。
花粉症のシーズンに耳抜きができなくなってしまったりする人は
まずは薬よりも先に花粉症対策を行った方が良いですね~
今年も花粉症に悩まされそうですが
皆さん安全にダイビングを楽しみましょう~
自分が花粉症でも海の中ではどうなるか解らない方は
プールで練習してから海に行くことをオススメ致します。
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