
適性ウエイトで潜れていますか?
ダイビングにおいて適切なウエイト量とその配置は、
安全で快適な潜水を実現するために非常に重要です。
ウエイトの量が多すぎると沈みすぎてしまい、
少なすぎると浮力が強くなりすぎて適切な中性浮力を保つのが難しくなります。
また、ウエイトの配置によって姿勢やバランスが変わるため、
適切な位置に配置することでスムーズな泳ぎを実現できます。

もくじ
なぜ適正ウエイトが重要なのか?
適正なウエイトを設定することは、
ダイビングの快適さと安全性に直結します。
ウエイトが適切でないと、以下のような問題が発生します。
ウエイトが多すぎる場合
- 過剰な沈下力により、泳ぐために余計なフィンキックが必要になる
- BCDに多くの空気を入れる必要があり、浮力調整が難しくなる
- エア消費が増え、ダイビング時間が短くなる
- 不要な負荷が体にかかり、疲れやすくなる
ウエイトが少なすぎる場合
- しっかり沈むことができず、適切な潜水深度を維持できない
- 水面でのコントロールが難しくなり、流れがあると流されやすい
- 浮力が強くなりすぎて、ダイブの後半(タンクが軽くなる)に浮き上がりやすい
- 水中で無理な動きをしてしまい、エア消費が増加
適正ウエイトを設定することで、中性浮力が保ちやすくなり、
無駄なエネルギー消費を抑えてリラックスしたダイビングが可能になります。
ウエイトの適切な配置
ウエイトの配置は、ダイバーの姿勢やバランスを大きく左右します。
間違った配置をすると、前傾姿勢になったり、
左右に傾いたりしてストレスが増えます。
適切な配置をすることで、スムーズな泳ぎとエア消費の最適化が可能になります。
基本的なウエイト配置のポイント
- 腰(ウエイトベルト)
- 最も一般的なウエイトの装着方法で、バランスを取りやすい
- 前後左右のバランスを考えながら均等に配置する
- ただし、重すぎると腰に負担がかかり、前傾姿勢になりやすい
- BCDのポケット・トリムウエイトポケット
- BCDにはウエイトポケットがあり、
ここにウエイトを入れることで腰への負担を軽減できる - トリムウエイトポケット(BCDの背面や肩付近にあるポケット)を
活用すると、より水平姿勢を維持しやすい
- BCDにはウエイトポケットがあり、
- ウエイトベスト
- ウエイトを分散させて装着できるため、腰への負担が軽減される
- 特に長時間のダイビングや、ドライスーツ使用時に効果的
- 上半身にウエイトを配置できるため、足が沈みやすい人にもおすすめ

ウエイト量・配置の調整のコツ
水平姿勢を意識する
ウエイトが適切に配置されていると、
フィンキックが少なくても楽に泳ぐことができます。
ダイビング中に頭が下がる・足が沈むと感じたら、
ウエイトの配置を見直しましょう。
タンクの残圧を考慮する
アルミタンクを使用している場合、
ダイビングの後半に軽くなり浮きやすくなります。
そのため、最初のウエイト設定をスチールタンクより
2キロほど重めにする必要があります。
まとめ
ウエイトの適切な量と配置は、安全で快適なダイビングの基本です。
適正なウエイトを設定することで、無駄なエネルギーを使わずに済み、
エア消費を抑えながらリラックスしたダイビングができます。
ウエイトベルト、BCDポケット、ウエイトベストなどを
組み合わせてバランスよく配置し、自分に合った設定を見つけましょう。
適切なウエイト調整を行うことで、
よりスムーズで快適なダイビングを楽しむことができます!
ご自分の適性ウエイト量・配置がわからない場合、
PPBスペシャルティー講習で一緒に調整しましょう♪
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★3/30(日) 熱海2ボート
沈船ダイブ
透明度も良く沈船ダイブには最高
★4/5(土) 黄金崎2ビーチ
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