この時期だからこそ多い?ダイバーの熱中症。
連日暑い日々が続いております。
海の方もだんだんと人が多く見られるようになりました。
ブルーコーナーでも新入校生も増え、いよいよシーズンが始まりますね!
そこで今日はこの時期だからこそ気をつけたいこと!
もくじ
命に関わる!ダイバーの熱中症!
5月に入り今年は暑い!!
気温もグングン上昇し、海には早くも海水浴客などが…
ゴールデンウィークを過ぎて暑さを増していく今日この頃ですが
やっぱり気を付けたい熱中症。
ダイバーに限らず5月に限らず各地で熱中症患者が相次いでおります。
5月と言えば暑くも寒くも無く、
1年の中でも比較的過ごしやすい時期ですが何故熱中症になってしまうのでしょう?
身体が熱さに慣れていない・・・
1日の最高気温と最低気温の差が大きく気温差の多き日ですと15度程にもなります。
1日の寒暖差や前日との気温差に身体がついていけず熱中症のリスクが上がってしまうということですね。
身体が汗をかくことに慣れてなかったり
水分不足だったりなどなど、5月は意外と熱中症の要因が多い時期ということです。
ダイバーが熱中症になる?
ではダイバーは熱中症にかかりやすいでしょうか?
オープンウォーターの講習を思い出してみてください。
「ウェットスーツやドライスーツは保温性が非常に高いので
気温が高い日にはオーバーヒート(熱中症)に注意しなければいけません。」
こんな感じで書いてあります。
普通の時期よりも熱中症のリスクが大きい時期に加えて
ウェットスーツやドライスーツを着ることでまたまたリスクが上がってしまいます・・・
この時期ならではの問題も。
5月6月と言えばダイビングで言う”衣替え”のシーズンです。
気温は高いけど、水中はまだ寒い・・・
という訳でドライスーツを着たけど陸上が暑くて耐えられまかった。
などとても危険な状態です。
しかもドライスーツの場合、水中でも汗をかきます。
なので水中で脱水症状や体調不良などの原因にもなります。
かといってウェットスーツだったら安心という訳ではありません。
スーツに着替えて水に浸かるまでが長いと脱水状態でダイビングすることになります。
水中では水分補給は淡水でないと不可能なのでとても危険です。
どんな対策が必要??
主には普通の熱中症対策とおんなじ!
・こまめに水分補給!
喉が渇いていなくても水分をとりましょう。
スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき
汗で失われた塩分の補給にもなります。
・塩分を程よく!
過度に塩分をとる必要はありません
毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。
大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。
・日差しをよける!
ぼうしをかぶったり
日傘をさすことで直射日光をよけましょう。
また、なるべく日かげを選んで歩いたり、日かげで活動したりするようにしましょう。
・その日のお天気をチェック!!
その日の気温や天気に合わせて服装を選びます。
勿論海のスーツも同じです。
ドライスーツの場合はインナーなどで体温を調整します。
・海に潜るまに・・・
器材をセッティングしたら潜るばっかにして最後にスーツを着ていきます。
そして器材を背負ったらなるべく早くエントリーしましょう。
海まで距離がある場合は水を被ったり
水分を摂取してからダイビングを行います。
熱中症は防げる!
しっかりと対策をしていれば熱中症は防ぐことはできます。
まだまだ高温多湿な時期が続きますが
皆さんせっかくのダイビングシーズンです!
楽しく安全に海で遊ぶためにしっかりと熱中症対策・予防しましょ~!!
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